小さな町の小さな工務店 社長ブログ by こざさ建設

小さな町で小さな工務店を経営する2代目社長の家づくりへの想いをお伝えします。

地中熱の家の原型・・・

2016/04/12 Tue [Edit]

4月のある快晴の日に、米子市淀江の
「上淀白鳳の丘」に行ってきました。
見たかったのは「古代人の住まい」

実は、この白鳳古代の丘全体の施設を
作るとき(はっきり覚えていませんが20年前くらい)に、
竪穴式住居の建設の入札説明会があり、現地に
行ったことがありました。
その時は、周りに何の施設もなくまた興味もなかった
のですが、改めて見てみるといろいろ見どころ一杯
でした。

中に入ると8帖くらいの広さがあり、床は張ってなく
土のままです。
部屋の真ん中に火を炊くスペースがありました。

・・・これは、地中熱の家の元となった「アイヌの住まい」
とよく似ています。
酷寒の北海道で暮らすアイヌ人の家はの住まいは、
屋根は笹の葉、室内は下の写真と同じような
作りです。

なぜ、このような住まいで極寒の北海道で暮らすことが
できるのか・・・
①吹き積もる雪が屋根に重なり断熱材の役目となります。
②室内でいろりで火を炊いているので寒くはない。
しかし、雪が降ると地面から雪の冷たさが伝わるので
寒いのではと思われるかもしれませんが、
アイヌ人は、一年中いろりで火を炊き続けるそうです。
でその熱が土中の床全体に伝わり、外部からの冷気を塞いでくれます。
だから、真冬でも床下の土は12~13℃あり寒くなかったそうです。

現在、冬季トイレや浴室で10℃を下回る住まいがありますが、
1400年前の住まいはすごいですね。

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